2005年8月に読んだ本
- 『ルール』(古処 誠二 / 集英社文庫)[bk1]
- 『QED 〜ventus〜 熊野の残照』(高田 崇史 / 講談社ノベルス)[bk1]
- 『ハイドゥナン 上』(藤崎 慎吾 / ハヤカワSFシリーズJコレクション)[bk1]
- 『ハイドゥナン 下』(藤崎 慎吾 / ハヤカワSFシリーズJコレクション)[bk1]
- 『老ヴォールの惑星』(小川 一水 / ハヤカワ文庫 JA)[bk1]
- 『大いなる聴衆』(永井 するみ / 創元推理文庫)[bk1]
- 『ウォータースライドをのぼれ』(ドン・ウィンズロウ / 創元推理文庫)[bk1]
- 『平井骸惚此中ニ有リ 其伍』(田代 裕彦 / 富士見ミステリー文庫)[bk1]
- 『うそつき 嘘をつくたびに眺めたくなる月』(日日日 / 新風舎文庫)[bk1]
- 『オリエント急行とパンドラの匣(ケース) 名探偵夢水清志郎 & 怪盗クイーンの華麗なる大冒険』(はやみね かおる / 講談社青い鳥文庫)[bk1]
- 『出口のない海』(横山 秀夫 / 講談社)[bk1]
- 『I love you』(伊坂 幸太郎/石田 衣良/市川 拓司/中田 永一/中村 航/本多 孝好 / 祥伝社)[bk1]
- 『奇蹟審問官アーサー 神の手の不可能殺人』(柄刀 一 / 講談社ノベルス)[bk1]
- 『奪取 上』(真保 裕一 / 講談社文庫)[bk1]
- 『奪取 下』(真保 裕一 / 講談社文庫)[bk1]
- 『オルファクトグラム』(井上 夢人 / 講談社ノベルス)[bk1]
- 『ブラック・エンジェル』(松尾 由美 / 創元推理文庫)[bk1]
- 『首断ち六地蔵』(霞 流一 / 光文社文庫)[bk1]
- 『ほうかご探偵隊』(倉知 淳 / Mystery land) [bk1]
- 『悪霊がいっぱい!?』(小野 不由美 / 講談社X文庫 Teen's heart)[bk1]
- 『悪霊がホントにいっぱい!』(小野 不由美 / 講談社X文庫 Teen's heart)[bk1]
- 『悪霊がいっぱいで眠れない』(小野 不由美 / 講談社X文庫 Teen's heart)[bk1]
- 『悪霊はひとりぼっち』(小野 不由美 / 講談社X文庫 Teen's heart)[bk1]
- 『悪霊になりたくない!』(小野 不由美 / 講談社X文庫 Teen's heart)[bk1]
全部で24冊。今年トータルでは138冊。出張が多かったので、移動中に随分読んださ。
面白かったのは『老ヴォールの惑星』かな。表題作を読んで泣きましたよわたし。『ハイドゥナン』はとにかくスケールの大きい話。琉球の巫女に量子コンピュータに海底遺跡に深海潜水艇にマッド・サイエンティストに共感覚にカルトに地震に火山噴火に南西諸島沈没とてんこ盛り。『奪取』『オルファクトグラム』は、ボリュームがあるけど最後まで一気読み。幸運にもうちの相方がシリーズ全作持っていた《悪霊シリーズ》もテンションが高くて良いです。それから、一冊全部読み切る気がないので上のリストには入っていませんが、『コバルト・ノベル大賞入選作品集 8』に収録の「我が青春の北西壁」(涼元悠一)は傑作だと思う。没落の一途をたどる山岳部が、高校の校舎の未登攀ルート・北西壁に挑む!という設定だけで勝ったも同然。
イマイチだったのは『I Love You』だなあ。全然ダメってこともないんだけど、正直どーでもいーやと思った。シリーズ最終作の『平井骸惚此中ニ有リ 其伍』も、物足りなすぎる。前作のキレはどうしたんだろう……。
9月もがしがしと読もうと思います。既に新刊9冊積んでしまったので。