日本語として微妙 2
日本語として微妙 1「限りなく絶賛」に続き、書籍紹介文の微妙にあやしい日本語再び。
本ノベライズでは、原作者・高橋しん氏の圧倒的な監修を得て、より原作に軸足を置きながらも映画の観客でも満足しうるよう、登場人物たちの心の動きを丹念に追っています。
「圧倒的な監修」ってなんだ。何と比較して圧倒的なんだ。
「高橋しんがものすごい勢いで!すごいプレッシャー掛けて!監修しましたっ!」てことだろうか。「オマエに、オマエなんかに書かせるよりオレが、オレが小説版も書きたいくらいなんだよっ!」みたいな。違うか。
あ、わかった。「『いいひと。』のドラマでは酷い目にあった*1けど、今回はちゃんと原作者だ!監修量が圧倒的に多いんだ!」ということですね多分。<ほんとかよー。
例によってコーパス代わりにぐぐってみる。→google:"圧倒的な監修" 2006年1月12日17時の時点で用例1件。まあそりゃそうだろうな。聞いたことないもんこんな言葉。
これ書いた人、あの名台詞「圧倒的じゃないか、我が軍は」に引っ張られたに違いない。