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2010/10/11 までの http://d.hatena.ne.jp/sasashin の記事をインポートしただけです。

A3 チャンピオンズカップ(2) ジェフ千葉 2 - 2 大連実徳

羽生・勇人というジェフのダイナミズムを支える2人をスタメンから外すという思い切った采配。どこかでこの2人を休ませないといかんので、たまたまそれがこの試合だったということでしょう。阿部は……申し訳ないけど出れる試合は全部出てくれ。そのうちカード累積して休めるさ。

前半のジェフはいまいちな出来。プレーのリズムが若干噛み合っていないクルプニ、運動量少な目の工藤、判断スピードがスタメンに追いついていない楽山、という魅惑の中盤。プレーテンポがアップする要因がどこにもありません。というわけで、パスは繋がるもののシュートまで持ち込めず、逆にカウンターをぽこぽこ喰らって1失点。後半へ続く。

後半はハースに代えて巻、工藤に代えて羽生を投入。これで一気に試合はハイペースなジェフペースに。57分には左サイドからボックス内に切れ込んだ楽山が倒されてPKゲット&大連1人退場。PKを阿部が決めて同点。この場面からもわかるように、楽山は、ボールを持ってからのプレーならJ1でも充分通用しそうなんだよね。問題は、パスを繋いで組み立てている時の判断速度。ボールをもらってからパスの出しどころを探しているのが目立ち、チームのリズムを悪くしている。もうすこしがんばりましょう。さてこれで一気に逆転……とはいかず、1人少ない相手にカウンターから失点してまたリードを許す。そんなのはいつものことですが。追いつくために結城を下げて水野を投入し、圧倒的に攻め立てるも巻のゴールで同点に追いつくのが精一杯。ああもったいない、としか言いようのないドローゲームとなりました。

トーナメントじゃないので、ヘタに負けるよりは引き分け勝点1でもおっけー、というリスクマネジメントはいいと思うんだけどさ、そんなに玉砕アタック仕掛けなくても充分にチャンスは作れていたわけで。まあ確かに、大連の守備陣はガタイもいいしそう簡単には点取れそうにはなかったけど、だからといってシュート狙えるシーンで責任回避気味のパスを選択してどーする。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」というか「シュートは打たなきゃ入らない」というかね。

何にせよ、次の試合でガンバに勝てば優勝なわけですよ。ガンバは蔚山に得失点差+6をあげちゃった責任を取って火曜日はさくっと負けてくれませんかね。