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2010/10/11 までの http://d.hatena.ne.jp/sasashin の記事をインポートしただけです。

方便を真に受ける人々、あるいは物語の楽しみ方を知らない人々

そんなに勝ちが見たいんだったら,スペインに移住してバルセロナのサッカーでも見たらよろしいんじゃないですかね。」なんてことを仰る方もいらっしゃいますが、とんでもないことです。

勝ち試合だけが見たけりゃむしろセルティック(つっこむ場所違う)。サッカーとして面白いかどうかは知らんけど。

ところで(強引)、ゴール裏の応援の出来ごときがチームの勝敗に大きく影響すると思ってるやつの気が知れない。それってどんな思い上がり? 日頃から「オレたちの応援のおかげで勝った」とか勘違いしてんだろーな。でなきゃ、「オレたちが応援してるのに勝てないのは選手が悪いからだ」とばかりに特定の選手をゴール裏に呼びつけたりなんて、とてもじゃないが恥ずかしくてできない。脳味噌ふやけてるとしか思えない。人生賭けてプレーしてるのはあくまで選手。サポなんざ、人生の片手間に声と金を出してるだけ。「サポーターは12番目の選手」なんていう方便を真に受けて調子に乗ってんじゃないですよ? ああそうか、フィクションと現実の区別がついてないから、恥ずかしいとも感じないのか。

選手たちは「サポーターのために」とか「応援が力をくれました」とかコメントしてくれるし、それはとてもとてもありがたいことなのだけれど、だからといってそれを真に受けすぎて増長するのは阿呆としか言いようがない。