大垂水峠 ＆ 道志みち ＆ 山中湖
本日のターゲットは大垂水峠と山中湖。ルートの参考にしたのは、アビオスで走破された（しかも往復！）ふぅさんのページと、帰りにヘタったら大月にエスケープすればいいじゃん！と気づかせてくれたとりさんの記事。
府中 〜 高尾山口駅
走り慣れている府中のけやき通りから、甲州街道にエントリー。後はこの道を西に進めば高尾に着きます。心掛けたのは、ここで足を削らないこと。自動車に煽られようが前方にローディーがいようが、とにかく飛ばしすぎないように、ゆーったりした気持ちで、のーんびり走…ってられるかぁ！と、結局それなりにペダルを回して走っちゃいました。多摩川CRを走るのと違って、多少スピード出してもそんなに疲れないからまぁいいか。
高尾 〜 大垂水峠 〜 千木良 〜 津久井町
高尾山口駅を過ぎると、いよいよ本格的な峠道！という感じ。傾斜はそんなにきつくないので、足つきなしでクリアしました。後ろから来たローディーにばんばん抜かれたけどな！ 気がついたら下りに入っていて、どこが峠の最高地点だったのかよく分かりませんでした（だから写真もなし）。
峠を越え、一気に下るとそこは千木良。そこから県道515号、517号、国道412号と乗り継いで、津久井町の方へ向かいます。
津久井町 〜 道の駅 どうし
国道412号から国道413号へ入ると、途端に「山道」て感じに。これが道志みちってやつか…。とにかく長い、そしてアップダウン！ 下りで稼いだ運動エネルギーを上りで吐き出…してもまだまだ足りずに、インナーでクルクル回す ＆ ダンシングでどうにかこうにか上ります。ここまで来ると、もう戻れないし逃げ込む脇道もないし、とにかく走り切るしかないわけです。途中で「最高地点」の看板を見つけて、「やったよ後は下り基調だ！」と思ったら全然そんなことなくて、正直ちょっと泣きそうでした。確かに「神奈川県内」ってちゃんと書いてたけどさ、今見たら。
この道、眺めは良いです。が、そんなものを気にする余裕は全然なくて、ひたすら根性で漕がないと死ぬ。インナーローやら8の字走法やらへっぽこダンシングやら、とにかく手持ちの武器を全部投入して上ります。
きつくてもなんでもとにかくペダルを回せばどこかに着くわけで、どうにか道の駅 どうしに到着。
道の駅 どうし 〜 山伏峠 〜 山中湖
道の駅で水分とカロリーの補給。とはいえ、すっかりヘタっているので、胃が食べ物を受け付けそうにない。消化の良さそうな食べ物が「クレソンそば」くらいしかないので、とりあえずそれを食べて少し仮眠。
多少は気力体力が復活したので、山伏峠にアタック。これが最後の難所…のはずなんだけど、はっきり言ってたいしたことない。どこまで続くかわからなくて心が折れそうになる道志みちをクリアした人にとっては、なんてことないでしょう。距離も短いし。
まだまだ続くんだろうな、と思っているうちに一気の下りがやってきて、そのまま山中湖まで突っ走れます。
山中湖 〜 大月
とうとう目的地の山中湖！ 山中湖といえば富士山！…雲の中でした。裾野しか見えないでやんの。しかたないので適当に湖畔をポタリング。サイクリングロードは、舗装が悪くて歩行者もたくさんいて走りにくいのでパス。
さて、帰路をどうするか。来た道を戻るのか、それとも大月に回るか…って、そりゃもう大月行きの一択だよね。このヘタった足で東京まで帰り着けるわけないしー。というわけで、国道138号と139号を通って大月へ。このルートすごいですよ。ひたすら下り。下り基調、じゃなくて、本当に下り坂。上ったかな、というのが2ヶ所くらいしか記憶にない。がんばって上ってきた甲斐があったなあ…。最高速は 50km/h ちょい。それ以上はミニベロの足回りが負けそうなのでやめておきました。それに、単純にスピードが怖いし。
