2010年12月の読書メーター
- 読んだ本の数:14冊
- 読んだページ数:4488ページ
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
読了日:12月02日 著者:米澤 穂信
放課後探偵団 (書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー) (創元推理文庫)
読了日:12月03日 著者:相沢 沙呼,市井 豊,鵜林 伸也,梓崎 優,似鳥 鶏
サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫)
サクラダリセット初の短編集…なんだけど、最後に収録されているノン・シリーズの短編「ホワイトパズル」が一番好き。乙一+羽住都なスニーカー文庫が好きだった人に強力におすすめしたい。
読了日:12月05日 著者:河野 裕
学園祭前夜 青春ミステリーアンソロジー (MF文庫ダ・ヴィンチ)
近藤史恵「降霊会」の真っ黒さ加減がたまらない。はやみねかおる「後夜祭で、つかまえて」は、さすがのはやみね印、キャラクタが魅力的。
読了日:12月05日 著者:ダ・ヴィンチ編集部編
午前零時のサンドリヨン
恋と奇術とミステリー。デビュー作にしてこの安定感というのはいいのか悪いのか…。主人公男子がヘタレすぎるのを除けば大変面白かったです。巻末には、なんで鮎川哲也賞とれたのかさっぱりわからなくなる選評付き。
読了日:12月07日 著者:相沢 沙呼
鏡の迷宮、白い蝶 (創元推理文庫)
「水島のじいちゃん」が登場する過去編の2冊目(だよね?)。太田忠司さんによる解説(富士見ミステリー文庫のLOVE!な話)が泣かせます。もちろん本編は安心安全安定のクオリティ。
読了日:12月09日 著者:谷原 秋桜子
砂漠の悪魔
うぉぉなんだろう?友人の自殺がきっかけでヤクザに脅され運び屋になった青年が一発逆転で自由を勝ち取る話…かと思ったら、大陸を旅するロードノベルに。いま読んでるここは面白いかどうかよくわかんないけどこの先は気になってしかたない!とどんどん進んでいくと…いやものすごい衝撃のラストだった。人類史上最大級の破壊力でした。本筋とあまり関係ないかもですが、料理がとてもおいしそうでした…。
読了日:12月13日 著者:近藤 史恵
NOVA 3---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
小川一水「ろーどそうるず」に涙し、浅暮三文「ギリシア小文字の誕生」に脱力し、瀬名秀明「希望」に打ちのめされた。
読了日:12月15日 著者:大森 望
キッチンぶたぶた (光文社文庫)
ぶたぶたです。うん、もうそれだけでいいじゃないか!ガンボがおいしそうです。http://cookpad.com/recipe/50609
読了日:12月19日 著者:矢崎 存美
ゴーストハント?旧校舎怪談 (幽BOOKS)
読了日:12月19日 著者:小野不由美
マリアビートル
今すぐ王子が刺されるか撃たれるか殴られるか指の骨を一本一本折られるか指の爪を一枚一枚剥がされるかすればいいのに、と思いながら読みました。(以下ネタバレ気味のためコメント欄)
読了日:12月19日 著者:伊坂 幸太郎
二宮ひかるオールコレクション「楽園」
一時はAmazonのマケプレなんかで6,000円くらいの値段がついてたレア本。数年来の探し物がやっと手に入った…。『ふたりで朝まで』の続編はたぶんこれでしか読めないので、ファンなら買わねば!
読了日:12月21日 著者:二宮 ひかる
往復書簡
他の方の感想通りいい話でし……いい話?3話目とかラストの綺麗さでごまかされてるけどよく考えたらとんでもねーぞ(褒め)。ハートフルなラストの裏に見え隠れするイヤらしさは、相変わらずの湊さんでした。手紙といえば叙述トリックと脳内変換するミステリ者には物足りないかな。そういう人には『メビウス・レター』なんかをおすすめします(と、北森鴻普及活動)。
読了日:12月21日 著者:湊 かなえ
それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ[完全版]2 (朝日ノベルズ)
読了日:12月24日 著者:庄司 卓