A3 チャンピオンズカップ(2) 蔚山現代 6 - 0 ガンバ大阪
J・Kリーグチャンプ対決での虐殺劇。すごいものを見ちゃった、というか何というか。ていうか、ジェフはどうやって蔚山に勝ったんだっけ?というくらい蔚山はノリノリのイケイケでした。
前半はガンバの方がペースを握っていたように見えた。惜しいチャンスを何度も作っていて得点も時間の問題、だと思ったんだけどなあ。ただ、中盤の守備はルーズだったかも。蔚山は効率よく攻め、ミドルシュート&クロスからのヘッドでなんだかあっさり2得点。対してガンバは1点も返せずに前半終了。
後半開始早々、イ・チョンスのやる気のないシュートを山口智がブロックしたらぽよよんとループしてGKの頭を越えて蔚山3点目。これで完全にガンバの集中力が切れた。その後は蔚山のやりたい放題。イ・チョンスが2得点目を決め、4 - 0になったあたりでアウェー側ゴール裏のガンバサポは完全に沈黙。お通夜状態。結局6失点・無得点でガンバ大阪は国辱的大敗。チョンスは途中出場でハットトリック達成。
見たところ、そんなに実力差はなかった。ただ、「多彩な攻撃ができちゃうので選択肢が多くて迷い気味」のガンバ大阪と「迷うことなく堅守速攻の一手に賭ける」蔚山現代というスタイルの違いが、相手の手の内がよくわからない一発勝負の大会での差に繋がったのかなと。
あとはやっぱり、イ・チョンスがすごすぎ。スピードとテクニックを兼ね備え、強引さもゴール前での冷静さも充分。Kリーグでプレーするのなんてつまんないんじゃないかな。完全にアジアレベルを超えていた。