2006-09-07 『ボトルネック』<span class="note">(米澤穂信)</span> 読書 ボトルネック作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/08/30メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 94回この商品を含むブログ (267件) を見る折木供恵と出会わずに成長してしまった奉太郎が、生まれなかったはずの供恵のいる世界に紛れ込んでしまう話、というふうに読めた(古典部変換)。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければならないことなら、手短に。*1」でも、何をしなければならなかったかなんてわからない。どのようにしなければならなかったかなんてわからない。わかってしまうとしたら、それは呪いなのかもしれない。 *1:《古典部シリーズ》折木奉太郎のモットー