Linux on RS480 with kernel-2.6.11 → 2.6.12-rc-4
5/10の日記 から Linux on RS480 にリンクを張ったら、逆にリンク張られていたので補足。
- kernel-2.6.11 なら、patch当てなくてもDMAでPATA使えてます。/etc/default/hdparm で設定するのを忘れてたのが PIO になってた原因。
- SATAはHDDを1台しか繋いでいないので、sata_sil はそのままで。
- USBマウスを繋いでいると起動しない。Firewire用のネットワークドライバモジュールをskipするようにしたら起動した。
- 64bit環境はまだ様子見でi386版を使用しているため、x86_64 用の patch はそのままでは使えない。IO-APICのバグを回避しようと apic=off にしたら起動途中でハングするのでその手もダメ。
- kernel-2.6.11 で reboot かけると、OSシャットダウン後にCPUファンが全速回転して再起動しない。同じく 2.6.11 の KNOPPIX 3.8.1 でも発生することを確認。kernel-2.4系のインストーラやKNOPPIX 3.7 では再起動するのに。
- 時間を見つけて 2.6.12 を試してみることにしましょう。
他人様の Wiki に書き込むのもアレなので、この辺で独り言。。。
5/20 追記
ををっ!2.6系i386用のpatchを作っていただきました!ありがとーございますありがとーございます。
5/22 追記
早速、作っていただいた patch を当ててみました。
kernel 2.6.12-rc4 にlinux-2.6.12_IO_APIC_timer_hack.patch と linux-2.6.12_sata_sil.patch を適用し、 timerhack オプションを付けて grub から起動。見事にSATAが4チャンネル認識され、時刻の進み方も正常に。Firefox右上隅のアクセス中アニメーションやメールチェッカの封筒アイコンがやたらと早く回転することもなくなりました。ありがとうございましたっ!>中村さん
- 余談
- 2.6.11→2.6.12-rc4 にしたら、ディスクアクセス速度が2倍になりましたよ。いやあ、使ってみるもんですねえ新しいカーネル。と一瞬だけ思ったんですが、今まで hdparm で測定する時のタイマーが2倍速で動いていたせいで、実速度の半分の表示になっていただけのような気がする……。
2.6系カーネルで reboot するとCPUファンが回りっぱなしで再起動しない件は、どうやらUSBまわりの問題らしいです。マザーボード上のUSBコネクタを外すことで解消するらしいんですが、そこまでしなくても rcスクリプトで usbcore モジュールを unload したら再起動するようになりました。ただ、usb-storage あたりが使用中だと unload できずに再起動中に止まります。rmmod を仕込む場所を工夫しないと……。