A3 チャンピオンズカップ(1) 蔚山現代 2 - 3 ジェフ千葉

スタメンがなんともすごいことに、結城・水本の2ストッパーにリベロ中島、阿部・勇人の2ボランチ、左に楽山・右に水野、1トップ 巻の後ろに羽生・クルプニの2シャドー。ケガのストヤノフがベンチ外なのは仕方ないにしても、斎藤も山岸も坂本もハースもベンチスタートってのには驚いた。というか、勝つ気ないのかと思った。勝ったけど。

お互い中盤で潰し合う展開……というか、中盤でボールをこぼし合う展開で、なかなかシュートまでいけない。そんな中で先制点を叩き出したのは中島。コーナーキック！→ハイボール！→巻を抑えろ！と思っただろう蔚山の守備の隙を突き、181cmの長身を生かした豪快なヘッドで得点。これで勢いに……のりたかったんだけど、カウンターから2失点。この時点で今日は正直ちょっとダメかも、と思っちゃいました。ところが前半終了間際、クルプニのクロスに巻が合わせてまずは同点。スルーパスに後ろから走りこんだ勇人が倒れこみながら丁寧に出したパスを羽生が蹴り込んで逆転。「なんだ、ジェフ千葉まだまだいけるじゃん！」というわけで後半へ。

後半は終始ジェフペース。結局無得点だったけど。人とボールを動かし、チャンスと見れば後ろからでもどんどんスペースへ出て行くダイナミックなサッカーを披露。PKのピンチは立石が神セーブでシャットアウト。ラスト5分間は引いて守るのでなく中盤でプレッシャーをかけまくり、蔚山に何もさせずに無事クローズ。

ジェフ千葉初の国際試合で見事勝利。お見事でした。