『QED 神器封殺』<span class="note">（高田崇史）</span>

QED 神器封殺 (講談社ノベルス)

学薬旅行に参加した崇・奈々・禮子は、事件の取材でやってきた小松崎・沙織と合流して5人で神社巡り……って、前にも読んだような気がするね？と何度も奥付の発行日を確認。ちゃんと新刊でした。桑原2号機・御名形という新キャラが登場したところでようやく別な作品だと確信できた。いやその前に視点人物が違うんだからもっと早く気づこうよ。＞自分。

えー、いつものQEDです。ベタな歴史推理小説みたいに事件と歴史が繋がるなんて思ってはいけません。もはや事件どーでもいーしな。袋綴じの中身が事件の解決編じゃないミステリなんて、このシリーズでしかありえない。歴史部分だけで充分以上に面白いからいいんですけど。