『春待ちの姫君たち』<span class="note">(友桐夏)</span>
- 作者: 友桐夏,水上カオリ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/11/30
- メディア: 文庫
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リリカル・ミステリー第2弾。ミステリとは無関係にとても良い。普段コバルト読まないから新鮮なだけかも。ミステリとしては、んー……。
『白い花の舞い散る時間』が「味を想像しにくい料理が一皿一皿並べられて全部揃ったのでさあいただきましょうって時に卓袱台引っ繰り返されてどかーん!」みたいな感じだとすると、こっちは「見ただけで大体味のわかる料理を一皿出されては食べまた一皿出されては食べてるうちに最後まできれいにご馳走様」という感じ。なにこのへたなたとえ。
要するに、引っ掛かるところも騙されるところも特になくて最後までするするといっちゃうってことですよ。