『図書館戦争』<span class="note">(有川浩)</span>
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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有川浩の4作目は、自衛隊ネタではない初の作品。図書館が舞台ってことは、きっと眼鏡っ娘で萌え萌えな女子司書さんが登場するに違いありません。
……で、結局ミリタリなんですか。「図書館の自由に関する宣言」からどうしてこんなに武闘派のお話ができあがってしまうんですか。ある意味コテコテのラブラブで「小説で月9」のフリしてますけど女子がサブマシンガン担いで持久走ってのはどうなんですか。ていうかなんで公共機関同士で税金使って銃撃戦してるんですか!
というわけで、とても面白かった。相当無茶な話ですけど、最後まで押し切るパワーはお見事。『空の中』『海の底』と較べると、エンターテイメントに徹している分テンポが良くて楽しい。続編希望。