J1第12節 横浜F・マリノス 1 - 1 ジェフ千葉

運動量・質ともにジェフは本来の出来ではなかった。あのレッズ戦から中2日だし疲労は回復していなかったんだろうねえ。キックオフ直後から横浜に押されまくって、山岸の見事なボレーシュートで先制したものの終了寸前にやられて結果はドロー。内容から言えば、負けなくて良かったね、と。こういう厳しい試合を引き分けで終えたんだから良しとすべきなんでしょうけど、でもやっぱりもったいなかったよなあ。あとちょっとだったのに。

ジェフの得意技・前線からの鬼プレスは疲労のためか不発気味で、だから相手を追いかける形での守備が多くなってなかなか攻撃できず、ようやく攻撃に移ってもパスミスも多くて、そのリカバリのためにさらに無駄な体力を消費して、守から攻への切り替えが遅くなって、攻めきれずに押し込まれて、という悪循環。おまけに、風が強かったのかロングパスの精度が悪いのに加え絶不調を抜け出したくてたまらない中澤大先生が目の色変えて巻を抑えにかかってるわけで、ボールが前線に収まらない。中澤・松田を擁するマリノス相手にワントップでは厳しかったかも。

後半に入って横浜が久保（身長181cm）やらハーフナー・マイク（同194cm）を投入してパワープレーを始めると、高さに劣るジェフは防戦一方。最後には、マイクのヘディングシュートを立石が弾いたところをマイクがゴール前に折り返し、それを清水が押し込んでマリノスに追いつかれてジ・エンド。立石が弾いたボールってエンドライン割ってないか？とか、結局身長高い奴を入れて放り込みまくって同点にするなんてビッグクラブ様は流石ですわね、とか、いろいろ言いたい気もしますがどんな形でも1点は1点です。本当にありがとうございました。

えぇ！？ こんな中途半端な試合でリーグ戦中断！？ ナビスコ杯で巻き返してね……。