『パーフェクト・キル』<span class="note">(A.J.クィネル)</span>
- 作者: A・J・クィネル,大熊榮
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/04/18
- メディア: 文庫
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クリーシィ・シリーズの2作目。shakaさん曰く「傑作だから安心しろ!」ということなので安心して読んでいたのですが……どこが安心だって? 出来はいいのでそういう意味では安心だけど……えぇぇぇ……。またか、またなのか、という絶望感でいっぱいです。酷いです。卑劣です。テロリストはみんな死んじゃえばいいと思います。あまりの残酷さに作者に対しても軽く殺意を覚えました(故人ですけど)。
冒険小説として傑作かどうかは正直よくわかんないけど、情動を揺さぶるという意味では一級品。まあ、正直前半はタルいような気もしますが、それも全て意味があるユルさなのでほんの少しだけ我慢して読んでいただけると。解説は微妙にネタバレ気味なので、先に読まないように。
次は『ブルー・リング』。手元にないから、古本屋で拾ってこないとなあ。